育て方ガイド›いちご
いちごは秋に苗を植え、冬を越して春に収穫する果物的野菜。ベランダのプランターでも十分実ります。コツは「クラウン(株元の王冠部分)を埋めない浅植え」と「花が咲いたら筆で授粉」の2つ。真っ赤な実がなった日の感動は格別です。
年間カレンダー
作業タイムライン
関東などの中間地の目安です。四季なり品種なら夏〜秋にも実がつきます。
クラウンが太く、葉に勢いのある苗を選びます。ランナー(つる)の切り跡と反対側に実がつくので、植える向きの参考にします。
株元のクラウンを土に埋めないのが最重要ポイント。深植えすると生長点が腐り、浅すぎると乾いて枯れます。クラウンの首がちょうど見える深さに。
冬に葉が赤黒くなり枯れたように見えますが、休眠中の正常な姿です。水やりは控えめに続け、掘り返したりしないでください。
2月下旬と、花が咲き始めた頃の2回が基本。窒素過多は実つきを悪くするので控えめに。
ベランダは訪花昆虫が少ないので、花が咲いたら筆や綿棒で花の中心をやさしくなでて授粉させます。これで形の良い実になります。
実全体が赤くなったらヘタの上をハサミで切って収穫。収穫が終わる頃に伸びるランナーの子株を育てれば、来年の苗が作れます。
原因の目安: 受粉不良。ベランダでは起きやすい
開花のたびに筆で人工授粉すると、きれいな円錐形の実になります。
原因の目安: 低温による休眠。正常な生理現象
そのまま管理を続ければ、春に新しい葉が展開します。
原因の目安: 鳥(ヒヨドリなど)。完熟の見極めがうまい
色づき始めたら防鳥ネットをかけるのが確実です。
原因の目安: 風通し不足と乾燥
古葉を整理して風通しを確保し、症状の葉は取り除きます。
原因の目安: 春の新芽と乾燥期の葉裏
見つけ次第洗い流します。実を食べるので薬剤は極力使わずに。
※ 症状の見立ては目安です。薬剤を使う場合は必ず製品ラベルと登録情報を確認してください。本ガイドは一般的な栽培情報をもとにしており、中の人の栽培記録に合わせて随時更新しています。
うまく育てば1株10〜20個が目安です。プランターに2〜3株植えると毎朝の楽しみになります。
株は年々弱るので、ランナーの子株(孫株が理想)を秋に植え直すのがセオリーです。
収穫の感動を長く味わいたいなら四季なり、味重視なら一季なりが定番です。初心者はどちらでも大丈夫です。

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